今は昔。

日々高度な妄想プレイを愉しむ、一見すると真面目な同僚について語る男の語(こと)。

 


 

私の同僚に、ものすごく真面目な人がいて。

 

 

話をしていて退屈だったので、

 

普段どんなオナニーをしているのか聞いてみたんです。

 

 

———すごい展開ですね。

 

 

なんでも前に付き合っていた彼女がものすごくタイプだったらしく、

 

体の相性もすごく合っていて未だに忘れられないと。

 

 

———ちゃんと話を合わせくれたんですね。

 

 

今でも元カノに似た人を街角なんかで見かけると、

 

体の一部だけを好みのパーツにすげ替えて、

 

日々脳内で育てあげてるんですって。完璧に。

 

 

———相当やべー奴ですね・・・。

 

 

それで帰ってオナニーするって言ってました・・・。

 

 

———でもその行為自体は、決して誰も傷つけず、エロ動画分の電力すらも消費せず、ものすごくエコとも言えますね。

 

 

普段はすごく真面目な人なんですけどね。

 

 

 

〜第五回下試し(しもだめし)より〜

 

 

あとがき

 

アダルト動画が手軽に手に入る現代社会。

 

画像を目で、音声を耳で処理して、

 

それらの信号を脳に送りエロスを生み出す行為と比べ、

 

妄想だけで脳内から直接エロスという性的興奮を生み出していることを考えると、

 

さながら妄想で抜くという行為は、

 

脳で直(じか)に抜いているに等しく、

 

究極的には性行為を経ずに脳内だけでオーガズムに達することができる、

 

そんな人類の進化系がチラ見したシモがかったお話でした。

 

 

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脳はどこまでコントロールできるか?
 

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