今は昔。

エッグテンガは世界に通じると語るアフガニスタンで米軍に従軍した男の語(こと)。

 


 

 

エッグテンガ(EGG TENGA) っていう小っちゃいテンガがあって。

 

 

アフガニスタンに行って米軍に従軍するって仕事があった時に、

 

友達が壮行会でエッグテンガを冗談でくれたんですよ。

 

 

向こうで使えって。

 

 

 

それで僕の宿舎が米軍の怪我した人がいるテントで。

 

もう直りかけの人達なんですけど。

 

 

ある日ね、その米軍の一人が僕のところに来て何も言わずにエロ本をくれたんです。

 

それで、何か悪いなと思って、エッグテンガをあげたんですよ。

 

 

そしたらすごく不思議そうな顔をしてたんですけど、

 

一週間後に僕がアフガンから別の基地に飛ばなきゃ行けないときに、

 

空港までその人が来て、

 

 

お互い何も言わずにガバッと抱き合って。

 

 

友情が芽生えましたね。

 

 

〜第五回下試し(しもだめし)より〜

 

 

あとがき

 

言葉が人類における最大のイノベーションと言われています。

 

一方で、言葉が存在しない部族と立ちションベンをした際に、

 

お互いのモノを見て笑いあったという現代のエピソードもあります。

 

 

人間があくまでも発明品である「言葉」に頼りすぎることは、

 

言葉で表せないことを認められない、逆にそもそもの「人間」であることから遠ざかることになるのかもしれません。

 

 

「国と国」、「人と人」、または「自分と自分」。

 

言葉があるから隔離され、分かり合えない。

 

 

現代の疾患である寂しさの原因が言葉であるかもしれない、

 

エッグテンガがそんなことを気づかせてくれる、良いシモがかった話でした。

 

 

<PR> 出張のお供に。スーツケースにもぴったり入ります!

 

Pocket