今は昔。

妻の元彼が巨根だったという話を聞きて、自分の性癖に気がつきたる男の語(こと)。

 


 

夫:新しい発見をするというのはすごい大事なことで。

 

ほんとにやってみないと分かんないことが多いんですよ。な?

 

 

妻:うん。

 

 

———うんって(笑)

 

 

妻: なんだか新しい性癖が私と付き合うことで開発されちゃった部分があって。

 

私が大学の時に付き合ってた人が、すごい巨根だったんですよ。

 

その話をすると、今まで付き合った人のことを、異常に聞きたがって・・・。

 

 

———それは異常ですね。

 

 

妻:電話でその話をしていたら、電話の向こうで言葉が途切れていたので、

 

「なにかしてるの?」って言ったら、

 

電話の向こうで私の話を聞きながら、オナニーをしてたんです。

 

 

———えっ。。

 

 

妻:そこで旦那が初めて自分の寝取られ願望に気がついたという。

 

 

———なんで勃起するんですか、それで。

 

 

夫:わ、分かんない。初めてだったからその時。

 

初めて、ああ、新しいって。

 

 

妻:開発してしまった。

 

 

夫:そん時の精子の量ったら、もう尋常じゃないぐらい。

 

 

———いやそうなんですよね。ツボにはまったときの精子の量って全然違いますからね。

 

 

夫:普段はあまり多い方じゃないんですよ。

 

ティッシュなんて2枚ぐらいあったら、ちょちょっとやれば終わるんですけど。

 

その時はドバババって出ちゃって。

 

 

———精子だけ見たら、別人じゃないですか。

 

 

夫:その1回の電話で2回抜きましたから。

 

 

———2回!?遅漏でしょ?

 

 

夫:遅漏です。オナニーでも結構時間かかるほうなんで。

 

 

——奥様はその間ずっーと元彼の話をしてたんですか。

 

 

妻:どういうふうにしてたのとか、こと細かなことまで聞き始めて。

 

それがすごくよかったみたい。

 

 

ーーーなるほど・・・。

 

 

夫:例えば寝取られのAVとか見ても、別に自分の彼女じゃないから。

 

誰が誰とやろうと別に言い訳ですよ。

 

 

———確かに。でもなんで初めは巨根に反応したんですか?

 

 

夫:小ちゃいのに犯されてるよりは、

 

巨根に犯されているほうがエロくないですか。

 

 

 

———なるほど。元彼の話であれば誰も傷つけない。極めて健全な寝取られ願望の満たし方ですね。

 

 

夫:いやいや。

 

 

———いやー、素敵なご夫婦だと思います。すごい羨ましいです。

 

 

夫:仲が良くないと、深いプレーってできないじゃないですか。

 

 

———なるほど、スワッピングをするご夫婦はのめちゃめちゃ仲が良いと聞きますね。

 

 

妻:信頼関係ですね。

 

 

———そこですね。隠れてこそこそ何かをやってる訳でもないですし。

 

 

妻:それ以来、自分の今までの体験とか積極的に言うようにしてます。

 

例えば、街でちょっとタイプの人とかいたりしたら言います。

 

 

———そこ言うの!?

 

 

夫:「あぁ、あの人いいわぁ」とか。

 

 

———何それ。そこで嫉妬するんじゃなくて興奮するということですか。

 

 

妻:「どんな風にされたいの、どんな風にされたいの」って聞いてきます。

 

 

ーーーめっちゃ良い関係や。win-winというか。

 

 

 

〜第四回下試し(しもだめし)より〜

 

あとがき

 

ブラジル人やドイツ人の話を聞くと、夫婦でほぼ毎日性行為をするとのことです。

 

お互いを運命的な出会いで決めたパートナーとして見続けており、

 

日本よりも結婚に社会的な要素が少ないように感じます。

 

 

いつまでも出会った頃のように性を愉しむ、

 

そういう根源的な関係、そこから生まれる深い信頼関係、

 

なにか大事なことに気がついた、そんな良いシモがかったお話でした。

 

 

 

あなたはパートナーの性癖が言えますか?

 

 

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