今は昔。
妻に感情を素直に表現できない、そんな不器用な九州男児が夫婦げんかした時のお話。
先日、些細なケンカから妻が家を出て行きまして・・・。
その後なんとか帰っては来たんですど、やっぱりこうなんか、家の雰囲気が悪いんですよね。
ちなみに私は九州男児ですから。
私から謝るなんてことは、まずあり得ないわけで・・・。
でも日が経つにつれて、子ども達も何だか不安がっちゃって。
こりゃいかんなということで、謝ろうかなと思うんですけど、
・・・やっぱりこう、九州男児が邪魔するんですね。
その日も、お互いに「おやすみ」もなく、いつも通り寝床についた際に、
私、意を決しまして。
嫁さんの布団にツツーと入っていって、背中をチョンチョンとしたんです。そしたら向こうも察すれば良いモノを、背中を向けたまま微動だにしないで。
しょうがないから、体をこちらに向けようとグッグッと力入れて。
それに対して嫁さんは体を硬くして抵抗して。
ずーっとそんな感じでグッグッなんてやっていると、
なぜか私ビンビンになりまして。
それで、ちょっと攻め手を変えてサーッとパンツとズボン脱がして、妻が股を閉じないように、
顔をガッと挟み込んだんです。
そして、そっとクンニをしました。
子どもの寝息と私のクンニする音だけが響く静かな部屋で、
心の中で「ごめんね」って。
そんなことを思いながらぺロぺロペロペロ舐めてたらですね、嫁さんが「あんっ・・・」って言ったんです。
もうこれが事実上の終決宣言。やっと終わったなと。
まるで天皇陛下の玉音放送を聞いているような。
———いいお話ですね。
〜第四回下試し(しもだめし)より〜
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